2017.05.31更新
女性泌尿器科でよくみられる病気に膀胱炎があげられます。これは、大腸菌や腸球菌などが膀胱に入り込み炎症を起こすもので、大きく分けると急性膀胱炎と慢性膀胱炎があります。
急性膀胱炎は膀胱や尿道に細菌が侵入して炎症を起こすもので、若い女性にみられやすいものです。対して慢性膀胱炎は、膀胱や尿道に病気がみられ、それが原因で膀胱内に細菌が住み着いてしまい、膀胱炎を繰り返すものです。
膀胱炎の主な症状としては、まず残尿感があげられます。排尿をしても膀胱内に尿が残っている感覚があるものです。炎症によって膀胱が過敏になっていると、このような感覚を伴うのです。
次に頻尿も膀胱炎による症状です。排尿をしてもすぐにトイレに行きたくなるような状態で、膀胱に炎症を起こす事で過敏になり、排泄を促す指示が大脳から誤って送られるために起こります。
また、膀胱の炎症により粘膜に傷がついてしまい、多少の出血を伴う場合があります。増殖している細菌を死滅っせるために働いた白血球の死骸が、尿の中に含まれる事があり、そのために尿が白濁した色になる事も稀ではありません。
膀胱炎は身体的に大きな苦痛をもたらす病気ではありませんが、生活を不便にさせてしまいます。安城にある当院では、膀胱炎に関する治療を行っておりますので、お困りの方は、ぜひご相談頂ければと思います。
投稿者: ゆばクリニック
2017.05.24更新
前立腺は女性にはない男性特有の器官として知られます。ドーナッツ状の形状で尿管と膀胱の間に位置し、膀胱の出口を取り巻いています。この器官は、精子を健康的に保つために必要な分泌物を出しており、男性にとって欠かせないものです。
しかし前立腺には、特有の病気を起こす可能性が隠されています。その一つとしてあげられる病気が「前立腺炎」です。前立腺炎は、前立腺が炎症を起こすもので、頻尿や残尿感、排尿時の痛みや違和感など、様々な症状がみられます。
これらの症状を自覚する時は、前立腺炎を起こしている可能性があるため、一度検査をうける事をおすすめします。また前立腺に起こる病気は前立腺炎に限りません。前立腺肥大症や前立腺癌など、深刻な病気のリスクもありますので、心配な場合は定期的な検診も大切です。
血液検査を行った時にPSA数値が指摘される場合がありますが、これは前立腺に異常が見られる場合に上昇する数値です。健康診断などでこの数値に変化が見られた場合も、念のために検査をうけて、前立腺の状態を確かめる事をおすすめします。
安城にある当院では、前立腺に関する病気のご相談を承っておりますので、何らかの自覚症状があった時は放置せずご連絡下さい。前立腺癌などの深刻な病気の早期発見につながります。
投稿者: ゆばクリニック
2017.05.17更新
女性は男性に比べて、尿漏れ、膀胱炎、頻尿の症状を起こしやすいものです。腹部の筋肉が加齢などで衰えていく事に従って、予期せず排尿してしまう場合もあります。また、骨盤底筋と言われる筋肉が出産等で弱くなると、くしゃみや咳をした時などにも尿漏れを起こしやすくなります。
頻尿や尿漏れは身体的に辛い症状ではありませんが、頻繁にトイレに行かなければならなかったり下着がすぐに汚れたりなど、日常生活において様々な支障をきたすものです。症状をすぐに治したいという場合は、一度検査を受けてから治療を行っていく事をおすすめします。
今や、頻尿や尿漏れの検査・治療についてはそれほど難しいものではなく、尿失禁治療器や残尿量検査など機器を使って簡単に調べられます。痛みを感じたり、刺激を伴ったりする事もありませんので、快適に治療を受けられます。
また、頻尿気味の方はトイレを我慢することで、膀胱炎を起こしやすくなります。膀胱炎になると、抗生物質で改善していく必要があるため、ご心配な方は検査を受けてみると良いでしょう。
安城にある当院では、尿漏れ、頻尿、膀胱炎などの治療を行っています。放置していて自然に治るとは限りませんので、お困りの方はぜひご相談下さい。
投稿者: ゆばクリニック
2017.05.10更新
膀胱炎は、細菌が膀胱内に侵入する事によって膀胱内で炎症が起こる病気です。
膀胱炎になりやすくなる状態はいくつかあり、一般的によく言われるのは「おしっこ」を我慢しすぎる事です。おしっこを我慢すると、細菌による炎症が膀胱内で起こりやすくなるため、極力我慢せず余裕を持ってトイレに行っておく習慣を付けるべきです。
また膀胱炎は、大腸菌が膀胱内に侵入することで起こる事が多く、そのため「下痢」をしているときも膀胱炎を起こしやすくなります。さらに、細菌の影響を受けやすくなるという点では、風邪をひいていて抵抗力が弱まっている状態も、元気な時より発症しやすくなります。
普段から膀胱炎にならないように十分に注意して、膀胱に細菌が停滞しないように意識しておきたいものです。
例えば性交の後、排尿しないでそのまま寝てしまう事も良くありません。膀胱炎を起こす原因の一つとなります。男性よりも女性の方が膀胱炎になりやすいですが、膀胱炎は決して恥ずかしい病気ではありませんので、症状が辛いときは積極的に治療を受けるべきです。
病院にいって相談するのは少々恥ずかしいと思うかもしれませんが、放っておいても辛い思いをするだけです。安城にある当院では、膀胱炎に関する治療を行っておりますので、お気軽にご相談頂ければと思います。
投稿者: ゆばクリニック
2017.05.02更新
女性に、子宮のような女性特有の臓器がある一方で、男性にも「前立腺」と言われる臓器があります。部位は膀胱と尿管の間に位置していて、膀胱の出口を丸く取り巻いているものです。
前立腺は、精子を健康的に保つために必要な分泌物を出します。この前立腺にはいくつか病気が起こる可能性があり、一般的に耳にされる事が多いものとして前立腺炎があげられます。
前立腺炎は文字どおり前立腺が炎症を起こしているもので、残尿感や頻尿、排尿中の痛み、焼けるような感覚など、これらの症状を伴う場合があります。前立腺炎は比較的自覚症状がわかりやすいものですので、気になる症状があった場合、一度検査を受ける事が望ましいものです。
また、前立腺には前立腺炎のほか、前立腺肥大証や前立腺ガンなど、さまざまな病気があります。これらを調べるためには、まず問診から始まり、超音波検査、尿龍検査などを行い、病気があるか確認します。また血液検査では、前立腺特異坑原と言われるPSAの数値を調べます。
PSAは前立腺のみに存在する物質で、前立腺が正常であれば、血液中に漏れ出す事は基本ありません。しかし、前立腺が肥大していたり腫れていたりすると、血管を破ってPSAの数値を高める場合があります。またこの数値は前立腺ガンを調べる一つの目安ともなっているため、心配な方は一度受けてみると、早期発見につながります。
安城の当院では、前立腺に関するご相談を承ります。気になる自覚症状がある方は、ぜひ一度お越し下さい。
投稿者: ゆばクリニック